江種鹿乃子 | デザイン

ファッションを楽しむ動物達を描くシリーズ「dresscode」。
動物達の澄んだ目の奥底に、私たちの人間らしい感覚がのぞきます。

お仕事の内容を教えて下さい。

グラフィック・イラストがメインですが、ホームページや看板等もやりますし、立体造形も計画中です。

実を言うと、そもそも絵が描きたくてデザイナーになった訳じゃないんです。ぬくもりとか、人間の生活に近いとか、そんなものを作りたいと思っていたら、今のようなスタイルになりました。

もっと言うと…デザインの勉強はしていましたが、デザイン事務所に在籍していた経験もないんです…前職はコンサルなんです(笑)

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  • 挑戦することを楽しむ

コンサルティング業界から、デザイナーへ?

そうなんです(笑) けれど、やりたい事は今も昔も変わってないんです。

例えば前職で、公園を作るというお仕事であれば「人間らしい公園が作りたいな、整備されすぎていない居心地の良い空間が作りたいな」っていう想いが根っこになります。単純に施設として、ハードとしての公園じゃなく、中心にはソフトな人間らしさがあるんです。

人間にとって身近な感覚に惹かれるですね。あたたかさ・かわいさ・心地よさみたいな、人間にとってポジティブな感覚も好きですし、毒々しさ・いじわるさ・かわいくなさ…みたいな、ネガティブな感覚も好きです。

  • 手書きのイラスト
  • お客様からのリクエスト
  • 人間は五感で生きている
  • 温度を感じる

動物たち、それぞれ想いを持っているみたいです。

動物たちが自分に似合う服を選んで着ているっていう設定で、「dresscode」というシリーズにしようと思っています。動物はそれぞれ体の形が違うから、一生懸命に自分に似合う服を考えています。それって、ファッションの楽しみ方の基本ですよね。そんな意味で名付けました。

ですけど…意地悪な言い方になっちゃいますけど、動物もよく見ると、案外かわいい顔してなかったりします(笑) わざとかわいくない角度で描いてみたりすると、そこに人間らしさみたいなものが見えてきて、途端に引かれてしまうんです。

今描いているものは日常的に使ってもらえるかわいらしい絵柄が多いですが、そのうちブラックユーモアやシュールさも盛り込んだ「裏・dresscode」を描いてしまうかもしれません(笑)

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  • お客様からのリクエスト
  • 人間は五感で生きている
  • 温度を感じる

「dresscode」、広がっていきそうですね!

ステーショナリーであったり、ファッション小物であったり…もしかしたら動画になるかもしれないですね。形は決まっていないですが、おどけてるような、ちょっと可笑しいみたいな、ハッピーなものであれば、何でもOKだと思います。

けれど、その前に…私自身の未来が完全に未定です(笑)  方向性を決めない私ですが、作品を見た知人から「あなたらしい」と言われることもあるので、きっと中身が空っぽな芯でもあるのかなって思いながら、今日もカリカリ手書きしています。

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